チップの相場

北米旅行に行くと、日本人旅行者がまず悩むのがチップ。
日本にはチップを払うという文化はないし、いくら払うのが妥当なのかも分からないし
なぜ払うのかもイマイチよく理解していない方もいらっしゃると思います。

そして、お会計の上にチップを置くと
少し損した気分になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今日はなぜ北米にはチップという文化があるのか
チップにはどんな意味があるのか
レストランを例にどのくらい払うべきなのかをご紹介します。

これを読めばお会計の際にチップをどのくらい置くべきか悩むこともなくなり
チップを払う文化を理解することで気持ちよくチップを置き
レストランで楽しく食事をできるようになることでしょう!

チップの語源

Wikipediaによると

チップという文化の起源は18世紀のイギリスのパブで
サービスを迅速に受けたい人が”To Insure Promptness”という箱を置き
そこにお金を入れさせたことに由来すると言われています。

ただこの語源説は偽りだとも言われおり
語源は不明だという人もいるそうです。

チップ意味

バンクーバーでワーホリするまでは
チップはとりあえず払う文化だから払う
という感じで私は理解していました。

バンクーバーの日本食レストランでサーバー(ホール担当)として働いた時に
自分が提供したサービスの質が良ければ
もらえるチップが増えるということを体感しました。
そうするともっともっと良いサービスを提供しようと
モチベーションが上がったことを思い出します。

私はその時にチップの本当の意味を理解した気がします。

日本の文化に置き換えると

チップ=心づけ

になります。

日本ではチップという文化がないので
レストランやカフェ、ホテルなどで良いサービスを受けたら
「ありがとう」と笑顔で伝えますが

北米ではそれをお金に置き換えているのです。

なので、wikipediaに書いてある、
サービスを迅速に受けるために払うという語源は
あながち間違ってはいないのではと私は思います。

レストランでのチップの相場

ファストフード店やカフェではチップは置かなくて良いと思います。
でも、何か特別に対応してもらったりしたら
“TIPS”と書いてある箱を見つけたら、$1程度入れると良いと思います。
または余っている小銭を入れるのもありです。

レストランでは私は受けたサービスの質によって
お会計の15%~20%のチップを置いていきます。

もし納得のいかないサービスを受けた場合でも
チップを置くということはマナーなので
少しでもチップを払うことをお勧めします。

私はその場合はお会計の10%程度置いていきます。

チップを全く置かないということは
サービスに対して満足いっていないという意味にはなりません。

また、レストランによっては
6名以上のグループだとサービス料として
自動的にお会計に15%のチップが含まれていることがあるので
大人数で食事をする時はお会計をちゃんと見てくださいね!

チップはマナー

北米では、チップはマナーです。

レストランに行った際は
サービスの質でチップのパーセンテージを決めますが
サービスが悪かったからといって、チップは0になると
反対にお店からも嫌わられてしまう可能性があります。

とても良いサービスを受けたら、お会計の15%~20%のチップを置き
笑顔でテーブル担当のサーバーさんに”Thank you”と伝えましょう。
すごく喜んで、「また来てね!」と言ってくれたり
次回行った時に顔を覚えていてくれたりするでしょう。

もしサービスに満足いかなかったり、納得いかない時は
マネージャーに具体的にどこに満足いかなかったのかお伝えするのもありです。
でも、チップはお会計の10%ほど置いていってあげましょう。

チップは日本人には馴染みはないですし
いくらおけば良いかと迷うことがあると思います。

お金で感謝の気持ちを表すと考えて
チップの額を決めると良いと思います。

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