英語を一生懸命話しているのに、なんか伝わらない…。
会話していても、聞き返されたり、変な間ができたり。
これ、英語力じゃなくて“思考のクセ”が原因かもしれません。
具体的にいうと、
・受動態を使いすぎること
・モノを主語にしてしまうこと
この2つが、日本人の英語を“わかりにくくする”大きな要因です。
たとえば、「このプロジェクトは完了しました」と言いたいとき、
日本人はつい “The project was completed.” と受動態で言いがち。
でも、英語のネイティブなら “We finished the project.” のように、人を主語にして伝えます。
主語が「誰か」で、動詞が「何をしたか」がハッキリしている。
これが、伝わる英語の基本構造なんです。
同じように、
❌ My favorite food is sushi.(私の好きな食べ物は寿司です)
これも間違いではないけど、どこか説明っぽくて距離がある。
⭕ I love sushi.(私は寿司が大好きです)
この方が、シンプルで力強いし、何より感情がダイレクトに伝わる。
私も昔は、受動態を多用しては何度も “Sorry?” と聞き返されました。
いわゆる「正しい英語」を意識していたつもりが、逆に“伝わらない英語”になっていたんです。
でも、ある時「主語を“人”にする」だけで、反応がガラッと変わったんです。
聞き返されることが減り、会話のテンポも滑らかに。
英語が“通じる”って、こんなにストレスが減るんだと驚きました。
英語が苦手な人ほど、完璧な文法に意識が向きがち。
でも、それより大事なのは「誰が」「何をするか」——この順番を守ること。
それだけで、あなたの英語はぐっと伝わりやすくなる。
今日から1つだけ意識してみてください。
主語は“人”であること。
英語は、あなたが思っているよりずっとシンプルで、本質的な言語です。