私がカナダ留学でどのくらいで英語を話せるようになったのか

最近Twitterでカナダでワーホリしている方のアカウントをフォローしていて
その方達のツイートを読むたびに
「あーあの時、私もこうだったー!なつかしー!」
と自分のカナダ留学の思い出が
時々鮮明に蘇ってきます!

またよく見かけるのが
「同僚が話している英語が全然聞き取れない!どうすればいいのー?」

とか

「英語が伸びてないー!」というツイート。

今日は私が留学一年目でどんな感じで英語力が伸びていったかを
記憶を辿って書いていきます!
覚えてるかな・・・(オイ!)

私のカナダ留学1年目

私が初めてカナダに留学したのは、なんと17歳です。
英語力はまったくゼロの状態でした。

友人から
「よく17で留学したね」
と言われます。

今思うと、自分でも英語もろくに話せなかったのに
「良く1年も親元離れていったな・・・」と思います。

もう若さと「留学したい!」という勢いしかなかったです。

そして、住んだ街はPrince Georgeという
バンクーバーから北に800キロのところにある
当時は人口が確か10万人ほどの街でした。

BC州のちょうどど真ん中くらいの街

もう20年も前のことになりますが
あまり日本人の留学生もいなくて

私はなぜかカトリック系の高校に行くことになり
(留学会社のチョイス?)
一個下の学年にもう1人同じ留学会社で来た日本人の子がいるくらいで
いきなりカナダ人の中にボーンと投げ込まれた状態になりました。

今でも学校初日は鮮明に覚えています。

9月のカナダはもうすでに日本の11月くらいの寒さ。
パーカーを着て17歳には見えない私に反して
学校初日だったからかタンクトップで可愛くおしゃれして
13歳には全く見えないホストシスター。

カナダ人はこんな森を歩いていくの?という道を歩いて
同じ学校に行く子の家に行き

本当にこんな感じの森を歩いた・・・

学校に到着したら、一緒に登校した子たちは年下だったため
「じゃあね〜」と私を廊下に放置。

どこに行ったら良いかわからず
呆然と立ち尽くす私。
もう泣きそうでした。

留学生の私に気がついた先生が
私をホームルームに連れていってくれて
とりあえず教室の後ろの端っこに座って
またどうしていいかわからず呆然としました。

ホームルームの先生が入ってきて
「日本からの留学生よ。仲良くしてあげてね。」(多分そう言ってたと思う。)
と私を紹介してくれて、そこからお世話してくれる友達ができて
その子たちといつも一緒に行動するというのが始まりました。

英語全く理解できなかった日々・・・

長くなりましたが、私のカナダ留学1年目の状況は下記のような感じ。

年齢:17歳
英語力:学校で勉強した程度。とくに得意というわけではない。
留学した理由:留学したかったから(シンプル!!)。
       ビートルズが好きだったから。
カナダを選んだ理由:親がアメリカダメって言ったから。
留学方法:留学会社を使って、地元高校へ。
滞在方法:ホームステイ

留学1ヶ月目~3ヶ月目

私の場合、ホームステイでしたし
高校もいきなり地元の高校にぶち込まれた感じでした。

私が通った高校は常に留学生は受け入れてはいたようですが
1人とか2人とか。

普通のカナダ人の子たちはEnglishという
日本でいう国語のクラスを取るのですが
さすがに私はついていけないだとうということで
Communicationというクラスを
受講するようにカウンセラーさんから言われました。

はじめはESLがてっきりあると思ったので
ないことにびっくりしましたが
Communicationというのは、Englishを取れない生徒が受けるクラスで
私のほかにはもう1人同じクラスの不良の男の子がいました。
(そのクラスのおかげで今でもその彼とは仲良しw)

ホームステイもしていたので、英語漬けの毎日でした。

だいたい1ヶ月くらいで周りが何を話しているのか
周りの状況がどんな感じなのか
なんとなーく理解ができるようになってきました。


だいたい1日最低7時間は英語に触れていたと思うので
1ヶ月で200時間くらいになります。

毎日いっぱいいっぱいだったので
これといって学校の宿題以外は特に勉強はしなかったですが

3ヶ月目くらいで、「あ、こういう言い回しはこういう意味なのね」
と話の内容が徐々に以前よりも詳細に理解できる
ようになってきました。

留学4ヶ月目~6ヶ月目

英語力がグーンと伸び始めたと感じるようになってきたのが
ちょうどこの頃。

ホストファミリーとも会話というか
やりとりができるようになって
学校でも友達とやりとりができて
留学生活にも余裕がで始めたのもこの頃。

食欲もカナダ人と同じくらいになり始めて
太りだしたのもこの頃です!!!

ホストファミリーの食事が正直不味くて
ホストマザーは自分の娘以外のランチを用意してくれなくて
ステイしているから冷蔵庫のものは使って良いと思って
使ったら、あまり良い顔されなくて
私はよくランチを学校の近くのケンタッキーで自分で買ったりしていました。

そして、外はだいたい気温がマイナスで
雪もびっくりするくらい積もってるし、寒いし・・・

結果・・・・太った!

友達とも学校では遊ぶけど、学校外で遊ぶことがまだなかったので
放課後とか週末は暇で、日本の友達が送ってくれたミックステープ(古!)を
聞いたり冬寒いなか外を散歩したりもしてました。

今考えると、危ないので、女子にはオススメしません。

でも、オーロラらしきものを見たり
人生で初めて孤独を味わったのもこの時期。
クラスメイトの男の子を好きになったのもこの時期w

濃かった・・・・

留学6ヶ月~8ヶ月

この頃は友達ともホストファミリーとも
コミュニケーションが取れるようになってきて
すごく仲良しの友達ができて、恋話したり
末に友達の家に泊まりに行ったり
夢に描いていた海外高校生活っぽいことができるようになって
本当に留学生活が楽しくなってきた!

ここで私がしたのが、仲良くなった友達に
「英語、上手になりたいから、発音とか教えてね!」と頼んだこと。


彼女は本当に素敵な金髪の美人な優しい子で
私と遊ぶたびに発音を一生懸命教えてくれました〜!

私が発音が得意なのは彼女のおかげ!

留学8ヶ月目~帰国

この頃はカナダに来た頃とは思えないくらいに
流暢に会話をしていたと思います。

そして、さらに英語が上達した理由が

カナダ人の彼氏ができたからーーーーーーー!!!!!

留学4ヶ月目~6ヶ月目でできた好きになったクラスメイトを
私、落としたんですね!
それも一回断れれたのに!!

この彼とはなんだかんだ5年も付き合いました。

でも帰国する2ヶ月前に付き合うという・・・
「とりあえずいっぱい楽しもう」ということで。

とてもびっくりしたのが、この彼は私のことを知ろうと
すごく一生懸命に話をしてくれたんですね。
あっちの人特有の愛情表現もちゃんとしてくれたし
これこそ私が憧れていたビバヒルのディランとブレンダみたいな!

留学して彼氏を作る!も叶ったで!

ペラペラになったのは帰国寸前

結果ペラペラになったなぁ〜と感じたのは帰国寸前でした。
でも、やっぱり物足りないな、まだ足りないとも感じていました。

会話はできるけど、もっとちゃんと返答ができれたいいのに〜とか
やっぱり単語がなかなか出てこなかったりとか
もっと良い表現があるはずなのに、シンプルな表現ばかり・・・
という感じでした。

日本人が英語を流暢に話せるようになるのには
最低2400時間英語に触れたり、勉強したりすることが
必要と言われているので、この時点ではやっぱり2000時間くらい。

留学する目的が「英語を話せせるようになる」のであれば
留学先はバンクーバーやトロントではなく大都市にはせずに
ある程度、留学生に人気ではない場所を選ぶことが必要。

今度ブログで目的別カナダのオススメ留学都市を紹介しますねー!
今日は長くなったのでこの辺で。

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